長期的に積み立てて投資継続したい考えから、通常NISAではなく『つみたてNISA』を利用しています。
約3年間超に渡り、極力年間上限40万円まで入金を継続してきましたので、その結果を公開します。
●つみたてNISA口座を開設したのは2017年
2016年頃、NISA制度を知り投資信託に興味を持ちました。
「金融市場に参加しないことが損失」という言葉に突き動かされ、2017年にSBI証券でつみたてNISA口座を開設し、今日に至るまで投資を続けています。
●つみたてNISA口座の損益通算を公開します
その結果は
評価額 1,670,859円
含み損益+411,065円(+32.63%)
となっております。
つみたてNISAは年間40万円までの範囲で特定の金融商品を購入することが出来る制度で、運用益や配当金を非課税となります。
年間40万円までの範囲内に限られるため、企業型DC(確定拠出年金)のようにリバランス(購入している金融商品を売却し、他の金融商品を購入し直す)が出来ない為、よっぽど手数料の高い商品を購入している等の理由がなければリバランスすることはデメリットとなる為、上のような投資先が複数多岐に渡ることになってしまっています。
また、コロナショックの暴落(2020年3月)を経験しましたが、リバランスする程のデメリットではなく、むしろ積極的に買い増しを行うべき『買い場』と考え、つみたてNISA口座について定期的な積立買い増しを継続しました(金額の増減や一括投資は行いませんでした)。
●年間40万円の枠を最大限利用し、毎月定期的に積み立てを継続
現在は「楽天全米株式インデックス(VTI)」のみへ毎月33,333円を定期積立しています。
・レオスひふみプラスは2017年当時流行っていた投資信託でしたが、アクティブファンドで信託報酬手数料が割高の為、新規積立を廃止しました。
・ニッセイTOPIXインデックスファンドは、わたしの場合は別途勤務先の持株会で定期積立がありましたので、リスクヘッジにはならないと考え、積立廃止しました。
また別の記事でも触れますが、持株会は現在解約済です。
・その他のeMAXIS Slim商品については非常に良い商品ではありますが、現在はS&P500(米国株式の主要銘柄である上位500社の株式と連動)への投資ではなく、VTI(米国の上場企業のほとんどを網羅したETF)へ切り替えています。
・コロナ禍の中、ワクチン確保の優劣により新興国の実体経済回復は鈍化していくことが考えられ、現在買い場である可能性もありますがすでに十分な額をつみたてNISA枠で投入していることを考え、現在は積立廃止しました。
未来のことは誰にも分かりませんが、つみたてNISAの非課税枠は40万円×20年間=800万円の枠があり、すべてが損益通算の外にありますのでキャピタルゲイン・複利効果狙いのVTI1本のまま継続することを考えています。